【第5回】 誰ひとり間違っている人はいない
高井悦子 (たかい えつこ)
- 出身:
日本歯科大学附属歯科専門学校 (現日本歯科大学東京短期大学)
企業歯科診療室勤務後、結婚・出産にて3年ほど休職。
その後企業検診、クリニックへのパート勤務、地域歯科保健に従事。
フリーランスとして一度に数件のクリニックに勤務の傍ら、専門誌への登壇、セミナーや企業への企画提案を行っている。
日本歯科衛生士会会員・日本審美歯科学会会員。
U→ウキウキW→ワクワクお仕事を楽しんでK→キラキラした人になる。
そんな前向きな気持ちを持つ歯科衛生士さんを増やしたくて『スマイルブランUWK』を発起。現在チームリーダーを務めている。
私は昨年4月から今年の4月まで株式会社オフィスウエーブのデンタルスタッフスタディー塾(DSSG)という、スクールで一年かけてコーチングについて学んでいました。
先日それまでの勉強の成果を発表会する機会があり、200人の前でお話をさせていただきました。
終わった直後に受講者の方から「とってもお話良かったです。」と言っていただけたり、その後のアンケートにも私の名前を書いていただけ共感をしていただけました。
ですので今回はその時、発表した内容を皆さんにシェアしたいと思います。
あなたは『誰ひとり間違っている人はいない。』と言われたらどんな気持ちになりますか?
私は昨年この言葉を聞いてとても気持ちが楽になったことを覚えています。
それなぜかというと…
いつも私の置かれている立場が誰かに試されていると感じていて、結果を出すのが当然と思ってしまっていたので。
いつまでもいつまでも自分で自分を追い込んでしまい、本来私の求めている自分らしさにはほど遠かったからです。
DSSGではまず、覚書をはじめ目的と考え方を摺り合わせます。
そして、自己紹介シートというものを記入し一年後の目標や夢・ビジョンなどをメンバー全員にシェアします。
私たちは普通誰からも好かれたいし、嫌われたくないと思っていると思います。
だって怖いし恥ずかしいですから。
ましてや人前で『失敗する』なんてとんでもない!という気持ちがあると思います。
ところがDSSGのトレーニングの一つに、たくさんの失敗を経験し人間として成長するため『積極的に失敗をし、他人の失敗を受け入れましょう。』というユニークな学びがあります。
『どんなことをしても大丈夫、私は私でいいんだ。』という仲間に囲まれていると、なんだかいつも応援されている気持ちになります。
そんな暖かい環境にいると自然と仲間を受け入れることが出来るようになり、メンバーへの尊重と信頼が生まれてきます。
次に、『プラス思考(自己肯定感)』を高める学びがあります。
これは『陽転思考』という考えのことでどんなマイナスな出来事もプラスに変え捉えてしまうというものです。実は私はこれが大の苦手なんです。
でもプラス思考を身につけることができると、どんな物事にも解釈は二通りあって、「もうダメだ。」と諦めるか「まだイケる。」と自分を奮い立たせることができる様になるのか?
ここまでのお話を聴いた皆さんならもうお分かりですよね?
さらには「これは誰にも負けない!」という自分の強みを何か一つ持つこともお勧めです。
何かに「ひらめき」を覚えたら直ぐに実行に移す『行動力』がその人自身の可能性を大きく広げる助けになると学びました。
『運命は出逢いまで…』
出逢いの後には行動を起こすことが大切です。
それはなぜかというと、神様から与えられた平等なものだから。。。
確かに今の私があるのは、そのチャンスに感謝し生かしてこれたからだと思います。
私は『素直さ』を武器にし、どんどん「やってみたい。」を増やし新しいことに挑戦し続ける歯科衛生士になりたいです。
それによってより、自分らしく思いきり自分を楽しむことができるようになると考えているからです。
『自分が成長する仕事を一生懸命がんばりたい!!』
自分がどうなりたいのかを潜在意識に働きかけ、リクエストし、自分の強みを生かした目標設定をすることで、常にモチベーションをアップさせていたいです。
「あなたは将来どんな歯科衛生士、歯科助手になりたいですか?」