日本の歯科医療は、私どもがお話しするまでもなく厳しい状況です。歯科医院の数がコンビニより多いと言われている中でしのぎを削り、診療に経営にとご健闘の日々をお過ごしの事と思います。
「ご自身のQOLを振り返り、今のストレスから解放される道はないものかとお考えになったことはございませんか?」「生存競争に生き残ることを学ぶより、一人でも多くの患者さんの笑顔を見たいと思いませんか?」
中国における駐在邦人数は約13万人と言われています。その中で日本人医師の勤務するクリニックはわずかしかありません。日本人医師を求む日本人患者様の声が多く、活躍の場が存在します。
中国勤務にあたって
中国歯科事情
日本のような統一した保険制度がない中国では、歯科医院毎に治療費が異なります。良い設備で、良い歯科医がいれば当然コストがかかります。しかし、中国ではコストは治療費に反映されると認識されているようです。安心・安全はお金には代えられないという考え方を持っています。
経済総崩れといわれる日米欧の一方で、「国内総生産(GDP)の8%成長死守」を謳う中国には日系企業が毎日のように進出しています。特に上海には5000社以上の日本企業が進出しているという状況です。日本語できちんとした診察を受けられることを望んでいる駐在員やそのご家族は、大勢いらっしゃいます。
海外勤務をご経験されるにあたって、非常に働き易い環境が整っていると言えるでしょう。
生活環境
求人している歯科医院の近くにお住まいを構えることが出来ます。昨今の上海は治安の良い地域となっています。
ご家族での赴任を希望される方にとって、お子様の教育は避けて通れない問題です。上海ほか8都市で4000人が通学する日本人学校のほか、上海にはアメリカンスクールやインターナショナルスクールもあり、日本に帰国した際の受験対策のための学習塾もございます。幼稚園も日系・ローカル系・欧米系と揃っていますので、グローバルな感覚が育つ教育を受けられることでしょう。
歯科医師免許について
現在上海では、母国での(歯科)医師免許をもつ外国人は1年間有効の医業許可証を中国衛生局からもらえます。申請時・更新時に身体検査と更新料が必要です。
ただし、歯科医院が申請する、その歯科医院内のみ有効な許可証ですので、中国の歯科医師免許とは異なります。