歯科経営者に聴く - マーブルファミリー歯科クリニック 笹本祐馬 院長(後編)

歯科経営者に聴く(後編)

~第一線で活躍する理事長から学ぶ~

松川歯科医院 外観

 1年を通し温暖な気候の沖縄市。米軍基地を多く抱える事情などから、国際色が豊かであり、沖縄県の中でも独自の文化を持つこの地で26年前に開業した、まつかわ歯科医院。
外来の高い技術の提供により患者様の信頼も得ている。地域包括ケアの推進により多職種との連携にて地域への貢献は多大である。

 今月は先月に引き続き、松川歯科医院の松川隆也院長にお話を伺った。

笹本 祐馬 院長

松川歯科医院 松川 隆也 院長

【プロフィール】

  • 1958年沖縄県 生まれ
  • 1993年国立長崎大学歯学部 卒業
  • 1993年山川歯科医院勤務
  • 1994年まつかわ歯科医院開業
  • 1999年まつかわ歯科医院閉院(事業拡大により移設)
  • 1999年松川歯科医院開設

【学会、資格等】

  • 国際歯周内科学会認定医
  • 産業歯科医
  • 生涯研修登録学校歯科医
  • 日本障害者歯科医学会認定医
  • 日本法歯科医学会
  • 日本口腔インプラント学会
  • ICOI世界インプラント学会
  • 歯科医師臨床研修指導歯科医
  • 研修歯科医指導医
  • 介護認定審査委員
  • 学校歯科医
  • 矯正歯科医
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治療スタイル

他の医院との差別化についてお聞かせください。

平成11年より拡大移転し年中無休・夜間9時まで1日も休むことなく続けています。12台のユニットを完備し、9名のドクターと40名のスタッフでいつでも気軽にしっかり診て頂けると患者様から好評らしいです。
当院は、第一種感染管理者が多数在籍し感染管理委員会による予防策やコロナ対策の徹底により患者様が安全に治療を受けられるよう努めています。

学校歯科では、近隣の小学校への歯科検診・口腔衛生指導などで、地域医療にも貢献しています。

開業・運営するうえでの苦労話、ピンチなどはありますか?

今が最大のピンチです。その原因は新型コロナウイルスです。
患者様・スタッフの健康を守るための対策に、日々悪戦苦闘中です。
換気・ソーシャルディスタンス・こまめな手指消毒、共用部分のこまめな消毒・次亜塩素酸による空間除去を行っています。

患者様からはどのような問い合わせが多いですか?

カウンセラーが常駐し患者様のお声を聞き、その人に最適な治療を提供できるようにしています。
最新鋭機器CERECの導入により1DAYトリートメントに対する問い合わせが増えています。

どのような増患対策を取られていますか?

アンケートでは、ラジオCM・広告よりも、断トツで口コミや紹介が多いです。

スタッフ採用・教育

スタッフの育成・教育はどのように行なっていますか。

部署が細分化されている為、それぞれのスタッフと非常に向き合いやすい環境です。
一人一人に個別で年間育成プログラムを立て、それにそって育成・教育をしています。

スタッフが働きやすい環境づくりの為に注意されていることはありますか。

Dr部・医務部・技工部・受付部・レセ部・事務部と6つの部署に分かれ、サービスの担い手であるスタッフが患者様のため常に「熱意」を持って仕事に取り組めるように、専門的な研修制度の導入や院内インフラの拡充・改善なども常時行っています。
患者様の主訴・希望(ニーズ)を第一にし、最適な治療方法を提供できるよう、毎朝のミーティングで情報共有・意見交換を行っています。

今後の展開

今後の経営の展開について伺わせてください。(取り入れたい事など)

高い医療技術と、それから最新設備を導入し、最高の治療を提供できるようにしたい。
各科目を細分化し、専門医や認定医、また研修医を育成できる施設にしたい。

プライベートの過ごし方、趣味等

院長の趣味、余暇の過ごし方を教えて下さい。

体を動かすことが好きでテニスなどで余暇を過ごしています。
学生時代に硬式テニスで県大会に出場した経験があります。他にもジムやゴルフ等で定期的に汗を流しています。

タイムスケジュール

タイムスケジュール

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